プライベート・エクイティ・セクターは、かつてなく資金流入が起こり、投資活動が活発化しています。エゴンゼンダーはこの領域を長年重要視してきたため、企業が関連需要の拡大に対応する際に他社にはできないレベルの支援を行うことができます。数十年にわたって、弊社は、欧州、米国、アジアその他いずれの地域についても、新たな拡大を図るプライベート・エクイティ・ファームから最も信頼されるパートナーとなってきました。
近年では、弊社は、米国外のファームが米国で新たなチームの立ち上げる際の新規拠点設立に加えて、既存ファームが追加のストラテジー(例:スペシャル・シチュエーション、グロース・エクイティ、クレジット商品)を展開し、新規に大規模な資金を調達する事例を目にすることが増えています。多くのリミテッド・パートナーが、自らの投資能力を高め、むしろゼネラル・パートナーのように活動していることも見えてきております。それと同時にプライベート・エクイティ・セクターの人材市場は、これまで以上に流動的となっています。
プライベート・エクイティの人材調達には2つの異なる側面があります。ファンドレベルでは、企業は投資プロフェッショナル、オペレーティング・パートナー、シニアアドバイザー、また、人事、IR、キャピタル・マーケッツ、CFO、COO等の各部門の長といった、あらゆる役割に関して能力の高いリーダーを必要としています。ポートフォリオレベルでは、全業界で各最高責任者(CXO)や取締役の人材が強く求められています。地域色の強い企業の場合には、弊社のプラクティス(コンシューマー、ヘルスケア、金融サービス、テクノロジー&コミュニケーション、製造業)全体で、各地域の事情とセクターに関する深い専門性を活用できます。いずれもそのPE投資先への支援です。
こうした業界のシームレスな動きは、エゴンゼンダーのワン・ファームモデルと理想的な形で合致しています。弊社の地域及びセクター面での広がり(41か国69都市のオフィスを含む)と深い専門性(450人近くのコンサルタントのほぼ全員が業界出身者のため、業界固有の問題を深く理解)によって、国を問わず、優れた支援体制を提供することが可能となっています。他のコンサルティングファームは、複数地域のプロジェクトをサポートする際に単一の連絡先を設けていることもありますが、エゴンゼンダーの構造は、シームレスで有機的なものとなっています。
人材を既存の拠点と結び付ける金銭的誘因が大きい一方で、ポートフォリオの急速な拡大は、高い能力を備えた若手の市場での争奪戦を加速させています。これは後継のリーダーを含めて、積極的かつ体系的に人材を管理しようとするPEの経営幹部への大きな負担となっています。この分野でもエゴンゼンダーは優位性を有しており、金融サービス業界における幅広い経験による裏打ちがあります。
弊社は、深い専門性と統合サービスアプローチを通じて、プライベート・エクイティの経営チームに、各地域で本当のパートナーシップを体験して頂けるようお手伝いするのを楽しみにしています。